動物や妖怪が世界を救うと信じる江戸っ子の日記

人間だらけの社会は殺伐とする。動物たちと共生できる社会を目指せばいいんじゃないかと思い立つ。Twitterで繋がった犬猫と暮らす人達を中心に、他は自分が好きな昔のモノ?など取り上げて行きます。宮沢賢治、サン=テグジュペリ…など好き。Twitterは「字でんろく」で呟いています。

【心霊事件倶楽部】お化け屋敷

小学2年の頃、好奇心だけで作った心霊事件倶楽部。

大蛇事件後、新たな恐怖を求め情報収集していた。でも、こちらから探しても出会えないものです(^^ゞ

 

集めた情報の中に、お化け屋敷として恐れられてた洋館があった。当時の田舎では洋風の屋敷は滅多になかったのと、山の中にポツンと一軒だけ見える姿は誰が見てもお化け屋敷だった。

何人かの子供が、あの家だけは近づくなと家の人に言われたという証言から、なら調べようとなった(^^)

その日、学校が終わるとメンバーで集まり、お化け屋敷に向かった。誰も道を知らなくて、ひたすら山から見えるそれを目指し自転車をこいだ。

でも、山に近づけば近づく程、屋敷は木に隠れてしまうし、複数の山道がグネグネと入りくんでて昼間でも暗かった。道に迷っていると、誰かが「これってオレ達に来て欲しくないって意味じゃない?」と言って…帰りたいという子も出てきた。

結局、発見できて辿り着いた時は達成感で沸き立った。しかし、そこ迄。洋館の入り口は高い柵になっていてそれ以上近づくことが出来なかった…

大きなお化け屋敷だったが、ひとけが無い。シーンと静まりかえり窓にはサッシで家の中は何も見えなかった…。

みんなで、屋敷の住人について話しあったがどんな顔の誰が住んでいるのか誰も知らない。辺りが暗くなって来たため、最後にインターホン押してピンポンダッシュしたが数回やるも無反応…。誰かが「来るなっていう事だよ、やっぱり」と言い皆うなずいて(^_^;)お開きとなった。

子供も想像力は素晴らしいw

 

後日、行ったことがバレて親に怒られ、先生からも山に入ること自体を禁じられた。


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